愛とは何か?を結婚カウンセラーが解説!本当の愛で結ばれているかを確認する方法!
「愛とはなんですか?」と聞かれてもすぐに答えることって難しいですよね。
でも、愛とは何かがわかっていると、今いるパートナーや婚約者との関係性も再確認をすることができます。
「愛とは何か?」はとても難しい内容ですが、今回は結婚カウンセラーである私がわかりやすく解説をさせていただきます。
最後まで読んでいただくと、パートナーや婚約者と本当の愛で結ばれているのかがわかります。
愛とは何か?を辞書で調べてみた
広辞苑で「愛」について調べてみると、下記の内容になります。
親兄弟のいつくしみあう心。 ひろく、人間や生物への思いやり。 男女間の愛情。恋愛。
これだけを見てもなかなか難しいので、次に「愛」と「恋」について比較をしてみます。
愛と恋の大きな違いとは?
「恋」と「愛」について辞書で調べてみました。
「恋」とは、特定の人に強く惹かれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること。
「愛」とは、特定の人を愛しいと思う心。 互いに相手を慕う情。
「愛」はお互いに相手を思う気持ちがありますが、「恋」は一方通行の想いでも成立します。
恋というものは愛にまでは育たないことが多く、「ただの恋」で終わってしまうこともあります。
なぜ人は愛を求めるのか?
まずは、「愛とは何か?」の前に、なぜ人は愛を求めるかについて解説します。
人間の最も強い欲求は、
「孤独から抜け出したい」
という欲求です。
暇なときは誰かとLINEをしたり一緒に会ったりすると思いますが、元を辿るとすべて孤独を解消するために行動をしています。
孤独を解消するには、唯一「愛」が必要になります。
人間は孤独を解消する為に愛を求めています。
本当の愛とは何か?
では本当の愛とは何なのでしょうか?
その答えは、親子の関係で説明ができます。
親が子どもに愛情を注ぐのに理由はあるでしょうか?
親は子供を無条件に愛しますよね?
親は子供と接する時は、何かを求めているから愛しているわけではありません。
親は子共を愛せることそのものに幸せを感じるものです。
つまり、
「愛」とは対価を求めずに他人に与え続ける行為なのです。
たとえば、恋人に対して奢りたくないと思う場合は、「愛」ではありません。
見返りを求めずに無条件に与え続けることができるかが「愛」の基準になります。
今いるパートナーに対して「なんで奢らなきゃいけないの?」という思いがある場合は、本当の愛では結ばれていないと思います。
奢る奢らない論争があったかと思いますが、奢りたくないと思っている時点で本当の愛では結ばれていないので、本当の愛かの判断基準になると思います。
本当の愛になってくると、相手のダメな部分も愛せなければ、それは「愛」とは言えません。
婚活や恋愛をしている時に、良い部分だけを見せて悪い部分を隠そうとしてしまうことがあると思いますが、背伸びをした自分を愛してもらおうとしても意味がないです。
本当の「愛」を手に入れるには、自分のダメな部分も含めて好きになってもらう必要があります。
でも、いきなり自分のダメな部分を愛してもらうことはできません。
一番大事なことは、自分から相手を愛することで相手も自分のことを受け入れてもらえるようになります。
「恋」は自分が大切ですが、「愛」は相手が大切です。
まずは自分から愛することができないと相手から愛されることはできません。
「愛」とは対価を求めずに他人に与え続ける行為です。
そして、愛は永遠に続きますが、すぐには手に入りません。
愛を育む方法
愛はすぐには手に入らないと説明をしましたが、ではどのように愛を大きく育てればよいのでしょうか。
一番大事なことは、「ありがとう」などの感謝の気持ちを積極的に伝えることです。
愛情というのは相手からは伝わりにくいものなので、愛情を伝えるのが苦手な方は積極的に伝える必要があります。
愛する人と一緒にいても嫌な気持ちになることはあると思いますが、相手の気持ちを尊重し理解しようと努めることも大切です。
人間は誰にでも欠点があると思いますので、寛容な精神で受け入れる姿勢も必要です。
相手の短所は見方を変えると長所にもなりえるので、悪い所ばかりではなく相手の良い所をたくさん見つけることも大事です。
人は承認をされる相手に好意を持ちやすいので、まずは自分から相手を認めてあげることで愛は大きく育ってきます。